認知症初期集中支援チームの設置
令和6年4月から鹿屋市の委託を受け、認知症初期集中支援チームが当院に設置されました。
設置場所
公益社団法人いちょうの樹 メンタルホスピタル鹿屋
認知症初期集中支援チームとは
認知症の方、又は認知症が疑われる方やその家族をサポートする専門(職)チームです。
認知症になっても本人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域のよい環境で暮らし続けられるよう、専門職が自宅を訪問します。困りごとや心配ごと、今後の対応を一緒に考え、集中的(おおむね6か月間を目途)に必要な医療・介護サービスへのつなぎを行います。
※チームの構成:認知症の専門医、医療と介護の専門職2名
支援の流れ
1. ご本人・ご家族・地域等からのご相談
【認知症初期集中支援に関するご相談】
→ 当院の認知症初期集中支援チームへご相談ください
相談ごとの例
- 認知症ではないかという症状があり、受診を勧めても本人が拒んでいる
- 安定して生活を送るために支援を受けたいが、本人が拒否をしている など
認知症初期集中支援の対象となる方
40歳以上のご自宅で生活している方で、
- 認知症の診断を受けていない、又は治療を中断している方
- 適切な医療又は介護保険を受けていない方
- 医療や介護サービスを利用しているが、認知症の症状が悪化し、対応に困っている方
※対象要件に該当しない場合やご相談内容によっては「鹿屋市地域包括支援センター」が対応する場合があります。
【認知症に関する全般的なご相談】
→ 鹿屋市地域包括支援センターへご相談ください
相談ごとの例
- 認知症の診断を受けたが、今後の生活を思うと不安
- どのようなサービスが使えるのか知りたい
- お金の管理ができなくなってきて困っている など
2. 認知症初期集中支援の流れ
鹿屋市地域包括支援センターと、対象者のつなぎ・情報提供・支援依頼等、連携しながら行います。
訪問
- 相談ごとや生活の状況を確認させていただきます
- ご本人の意思を確認しながら一緒に考えていきます
支援
- ご本人・ご家族に意向に沿って、専門医受診や必要な福祉サービスの利用をサポートします
- 認知症の症状に応じた対応方法や今後の生活について、一緒に検討します
引継ぎ
- 必要に応じて、医療機関やケアマネジャー、鹿屋市地域包括支援センター等に引き継ぎ、 切れ目のない支援体制を作ります
在宅生活の継続
相談窓口
鹿屋市認知症初期集中支援チーム(メンタルホスピタル鹿屋内)又は鹿屋市地域包括支援センターへご相談ください。
鹿屋市認知症初期集中支援チーム(メンタルホスピタル鹿屋内)TEL:0994-42-3155(月~金 9:00~17:00 祝祭日、12月29日~1月3日は除く) 鹿屋市地域包括支援センター
TEL:0994-45-6969